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月1サロンライブ Vol.2 終了しました

聖加とゲストの月1サロンライブ Vol.2
終了しました!視聴くださった皆様、会場参加の皆様、ありがとうございました。

昼間はYouTube用の演奏収録でした。

A. ドヴォルジャーク(1841-1904)
ユモレスク
以上、中村敏彦(ピアノソロ)

A.ドヴォルジャーク(1841-1904)
我が母の教えたまいし歌
以上、川口聖加(ソプラノ)、中村敏彦(ピアノ)

音響: 野武 大誠
撮影: TooNe Art Design トーンアートデザイン
アクセサリー: Canape(渡邉 佳苗)
メイク: B.A.L beauty laboratory(担当:小野さん)
企画: ナーブル音楽企画

会場参加者(ほとんどがレッスン生)が「このピアノがこんなにもキラキラと鳴るのは初めて聞いた」と。私もそう感じました。中村敏彦さんのピアニストとしての素晴らしさを感じました。歌い慣れた日本歌曲も思い切り歌わせていただきました。

以下、会場参加者の感想を掲載いたします。

①今日は聞いたことが余りないチェコの音楽に浸り、圧倒的なピアノの音の海に投げ出されて、音に色が有るのを初めて実感しました。素晴らしい時間でした。後半の歌とのコラボも互いがまるで色々の音で綺麗な織物を造り上げて行くようでした。至福の時を過ごしました。

②これほどまでに表情豊かなピアノの演奏を聴いたことがあっただろうか。激しい怒り、苦しいほどの孤独、そして深い悲しみ。行ったこともないチェコの風景が胸をよぎり、懐かしい気持ちに包まれる。軽やかな曲想に心が解き放たれたり、狂おしい愛に胸が苦しくなったり。同じピアノで演奏していることが信じられないほどの音色の違い。壮大なffに圧倒されたかと思うと、繊細で優しいppに心が柔らかくなる。ピアノが語り、歌うとはこういうことなのだと実感させられた。伴奏も圧巻だった。まるで声楽のデュオかのように、ピアノが歌っている。歌もピアノも主役な演奏。インタビューの中の、演技などの表現は発声や音程ができて初めて出来ることという話に、歌うことの奥深さと、先の見えない不安を感じたが、やはり何事も地道な努力に勝るものはないのだと、痛感した夜だった。また、素晴らしい音楽と、美しい月に、明日への活力をもらった夜にもなった。

③ 中村先生は、魅力的な方ですね。あっと言う間に先生のピアノとトークに引き込まれてしまいました♥1部のピアノは、私にとって今までに聞いたことのないチェコの曲で、新しい世界に出会った感じがしました。2部は、中村先生のピアノで聖加さんが歌われ、何曲か自分の歌ったことがある曲もあり、中村先生の伴奏は、歌の情景が目に見えるようで、聖加さんの歌に寄り添い、歌の世界にいざなうようでした。歌は、音程と言葉が大切、それにはきちんと体を使って歌わないといけない。。。歌い手にとって大切なことですね。私も大切なことがきちんとできるようになりたいです。それができるようになったら、もっともっと歌うことが楽しくなりそうです。元気もいただきました♥明日から、また、頑張れそうです。素敵な時間をありがとうございました✨

④5年前の中村先生のピアノが忘れられず会場参加させてもらいました。前半のピアノソロ、チェコの作曲家の曲は、どれもリズムや和音が独特で、民族的に聞こえたり、ジャズのように聞こえたり、様々の表情がみられ、とても素敵でした。中村先生の指からは、圧倒的な安定感と、時に重厚に、時に繊細な音色が奏でられ、心はチェコへと誘ってくださいました。ピアノとサロン自体が楽器のように震えていて素晴らしい音でした。そして、対談。先生の出会った方々の凄さ、その方々の言葉、行動、それを体験してきたからこそ中村先生の音楽、があるのだと納得させられました。最近思うのですが、すごい方々の考えに触れると言うのが、とても自分の心に響くことが多々あり、生き様や考え方がとても刺激になります。そして、後半は聖加さんとの歌。伴奏者として定評のある先生のピアノと聖加さんの歌は、お互いが信頼しあって音楽の中で対話してることが伝わるものでした。中村先生の手元が見える席に座ったのですが、もはや手を見ることではなく、いつのまにか音楽と言う宇宙空間のようなところに自分が行っていました。聖加さんのキラキラした響きが、心地よく空間を震わせていました。満月がとても綺麗な夜ルサルカ白銀の月を聴けて夢心地な気分で会場をあとにしました。ありがとうございました。

⑤中村先生のピアノの音は、過去の驚くほどの練習の中から生まれた中村先生だけの音なんでしょうか?
弾むような澄んで暖かい響きに包まれた演奏会でした。曲の世界に入り混んで一度入ると出られないくらいの、美しい響きの音の流れに感動しました。
明るい大海原の波の上で響きあうピアノと声に魅せられました。チェコの街も人も暗い歴史があるのに、私は清潔だと印象を持っています。もっとチェコのこと知りたくなりました。上手く表現できないですが、味わったことのないひと時でした。

ありがとうございました!

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Seika Kawaguchi

声楽家。山梨県甲府市出身。新潟大学教育学部、同大学院教育学研究科にて声楽を専攻した後、渡欧。オランダ王立音楽院のソロ声楽科で学び、国家演奏家資格を取得し卒業。フランス・ドイツ歌曲を中心に、バロック声楽曲、宗教曲、現代曲まで幅広いレパートリーを持ち、国内外で演奏活動を行っている。

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