月１サロンライブ終演しました！
人生はミラクルに満ちている。
未来に今日のような日が来るとは想像もつかなかった10年前。昨日までのオランダ大使館での『邂逅』から今日も、まさに邂逅を感じずにいられない。
サービス精神旺盛な倉藤理大さんが考えてくださったプログラムは2時間を超えるもの。林望さん（リンボウ先生）の詩による歌曲を中心に、その中のいくつかからインスピレーションを受けて選ばれたシューベルトの歌曲4つ。
林先生関連の曲とは、先生が書いた詩に伊藤康英さん、二宮玲子さん、深見麻悠子さんが曲をつけたもの、またトスティのソルフェージュに林先生が作詞、上田真樹さんが編曲した2曲です。
いやいや理大さん、お見事でした。林先生の詩とその背景を巧みに表現したそれぞれに魅力ある歌曲を、ストレートに聴き感じる環境を思う存分に提供してくれました。無駄がない、奇をてらわない、純粋に（もちろん様々なアプローチをとりながら）息と言葉で表現するだけでこれほどまでに強いメッセージとして届くものかと思います。
協子さんのピアノもそのお人柄を表すかのように優しく繊細に寄り添います。
そして林望先生ご自身による解説、MCつき！
参加者にとっては何と贅沢な時間だったことでしょう。
私は二宮玲子さん作曲の〈夢の雨〉、深見麻悠子さん作曲〈ソネット《七月頌》〉、二宮玲子さん作曲の歌曲集『旅のソネット』から4曲目の〈げんげ田の道を〉を歌わせていただきました。参加者（レッスン生）から「歌いたい！」とすぐに反応があった〈夢の雨〉も、ヘミングフォードでの7月の追憶を歌う《七月頌》も、中国山地を旅した時に見た風景を詩にした《げんげ田の道を》も大好きになりました。歌えば歌うほど味わい深さが増す、そんな曲で、これらは歌い込んでこそ。また何度も歌ってみたいです。
今日も得難い経験をいただきました。
ゲストの皆様、参加者の皆様、スタッフの皆様、ありがとうございました！
聖加とゲストの月１サロンライブ Vol.15
2022年11月20日(日) 14:00
倉藤理大（バリトン）、土方協子（ピアノ）、林望（作家・詩人・国文学者）
場所 : ナーブルホームサロン
撮影 : TooNe Art Design トーンアートデザイン
音響 : 野武 大誠
調律 : 久保 伸一
アクセサリー : 渡邉 佳苗（Canape）※
メイク : 中島 由美（B.A.L beauty laboratory）※
企画 : Naable Music Planning ナーブル音楽企画
※川口聖加のみ
Canapeのコスチュームジュエリーです↓
